2009年 06月 21日
NY記4
前の日記で6/6~6/10の事を書いていましたね。
有名ミュージシャンというのは、ロイ・ハングローブさんです。
「やっぱりNYやな~、本気で上手いやつがおる。。。!!」と思っていたら、そうでした。
私の叩く番が終わって、わざわざ「Great!」と言いに来てくれたのが嬉しかったです。
こちらのセッションで日本との大きな違いを感じることがあります。
それは、「自分にやらして!やりたい!!」という積極性です。
日本のセッションでは、自分の前に上手い(これも何をもって上手いというかはなんですが)人が演奏すると、
「今日は調子が悪いかも」「やっぱり、見学で」とかの、自分の足で参加しに来たセッションなのに、
引っ込んでしまう姿を目にします。
もちろん気持ちが全く分からないわけではありません。
しかし、これって、おかしな光景ですよね。
電車を乗り継いで、持っている人は重い楽器をかかえて、セッション代を払ってそこにいるのに;
こちらのセッションは真夜中から始まるので、仕事終わりのプロの方が参加されるのはもちろん、
日本と同じく、それを目指す人、一般の人が参加されます。
ですが、私が見た中では誰一人引っ込んだ姿勢がありません。
相手のすごさを受け入れて、更に今の自分の全力を出そうとしているように感じます。
その姿勢には大きく影響されました。
by drumsyou
| 2009-06-21 04:20
| 日記
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